晴れ。
トランプ大統領が、来日しました。
当店にも、ベーカー元国務長官の
シャトル外交 激動の四年が、入荷。
少し読んで、トランプとは、合わない人物だと、思いました。
敗者も、勝者も、あってはならないという、考え方の国務長官。
その外交の時代は、ソ連崩壊の時代でした。
アメリカは、唯一の超大国となり、共産圏に勝利したわけですが、ベーカーの自戒を込めた言葉は、今、意味を持ちます。
唯一の超大国ではなくなるつつあるアメリカの大統領トランプが、攻撃的な大統領であることの皮肉。
落ちていく大国であることを、認めているかのように、私には、見えます。
この実務的な外交の本に、見えます。
シリア問題、クルド人難民。
ベーカーの時代と、難問は、難問として、残っていると、感じました。