晴れ。
出品作業の合間に、BSで、戦艦 武蔵を観ました。
レイテ沖に、沈んだ武蔵です。
大和の姉妹艦。
海に沈んでいる残骸から、建艦時の図面はどを視ながら、沈没の状況を再現したものでした。
航空時代に、時代遅れになっていた武蔵。
航空兵力に対抗するため、機関銃砲を増設したが、それは、裸であったこと。
つまりは、射手を守るべき、シールドがなかった。
しかし、図面には、シールドは、書かれてあった。
それがなぜ無くなったか?
物資不足です。
けっして、人命を軽視していたわけではなかった。
つまりは、戦時、コストを優先してしまうのである。
これは、今の時代でも、同じです。
過労死、違法残業。
そして、武蔵沈没後、生き残った兵は、フィリピンなど、陸地の最前線の回された。
日本に、帰ることを許されず、慣れない陸地で、殆どが、戦死していった。
帰還を許されず、そのまま、陸地で、戦ったことは、初めて知りました。
なんとも、惨い話です。
そして、夜、大岡昇平のレイテ戦記が、売れました。
これは、偶然です。
不朽の名作です。
読み継がれるべき本です。
改めて、思いました。